高見山地 伊勢山上

山行日 2019年5月4日(土)   【天候】 晴れ
山 域 三重県松阪市 伊勢山上の大天井380m 表行場と裏行場
目 的 三重県松阪市にある伊勢山上の岩場を歩き、岩稜歩行技術の向上を図るとともに、会員間の交流と親睦を図る。
参加者 CL.奥西、 SL.竹田、 運転.屋根谷M、屋根谷W、猪飼、土岡、会計.伊賀、会計.佐竹、池上
田中、救護.高岸、渉外.井上、北村、記録.中塚   14名
コース 飯福田寺受付:9:00 表行場油こぼし:9:10 → 小天井:10:13 → 大天井:10:37 → 亀岩:10:52 ~ 11:09(休憩) → 蟻の戸渡:12:00 → 飛石:12:07 → 元居ヶ原:12:25 → 登山口:12:30裏行場油こぼし:13:10 → 登山口:13:50
報 告
GW.中最多の参加者で、3台の車山行となったが、ほぼ予定通り飯(い)福(ぶ)田(た)寺山門前に8時30分到着。受付で一人500円の入山料を納め、住職の説明を聞くはずが、「人数が多いので入山心得をよく読んでおいてください。⇨自己責任・自己管理」とお話は省略。
階段を上り、鳥居をくぐって、行場に入る。最初の「油こぼし」は岩の中央にクサリが張られており、一人ずつ順番に上る。人数が多いので待ち時間が長くなるが、安全第一。次は、行場最大の難所と言われる岩屋本堂の「鐘掛」、ボルダリングと垂直の壁に挑戦した精鋭5名の他は、迂回路経由で「御光岩」に出る。
ここからは、暫く尾根道が続き、表行場の最高峰「大天井」380mでルートの折り返しとなる。後半の岩場が始まる「亀石」前でラーメンタイムをとり、活力、気力、集中力を高める。
「鞍掛岩」「蟻の戸渡」と続くが、大パーティーなので、待っている間に十分周りの緑を楽しむことができる。Yさんがオオヤマレンゲも発見。「小尻返し」ここからは右前方下に、丸い岩の屋根とその下の岩屋本堂が見える。その右がボルダリングの壁。「飛石」の上まではどんどん上って行くが、その先の道が見当たらなくて、停滞となる。長い岩の裾に向かって下るのは迂回路で、正しい道は「飛石」の頂上直下からクサリで下る。重い太いクサリのうえに、一歩目が出しづらかった。後はどんどん下って、幅の狭い長い石段を慎重に下り、登山口に無事到着。
東屋でゆっくり休憩の後、裏行場へ向かう。今度も最初は「油こぼし」だが、距離は短い。尾根道を少し上って開けた所が「獅子が鼻」。
温かくなった岩の窪みでヘビが日向ぼっこをしていたが、余りにもうるさい渋滞中の人声にたまりかね(?)穴の中にもどっていった。受付で聞いていた通りの重い太いクサリで下り、道なりに下っていくともう裏行場入口に。「あれ、もう終わり?」「表と比べると、気抜けするなあ。」それなりに緊張もしたけれど、楽しい山行(修行)でした。

気付いた時のワンポイント講習
*上下フィックスされていないクサリは振られる場合があるので、両手で持たない。
*補助ロープの固定の仕方。(カラビナを使って)
*簡易チェストハーネスの確認。
*補助する時は、まず自分の安全確保をしてから。
*登山用のリュックは、腰ベルト、胸ベルトでしっかり固定できる物を選ぶ。
*岩の上り下りでは、靴の裏をしっかりと密着させる。
*休憩時は、斜面下側に背を向けない姿勢で。荷物も山側に置くこと。



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