南沢山・横川山・高鳥屋山・梨子野山

山行日 2019年5月18日(土)晴~19日(日)晴
山 域 長野県伊那地方の南沢山1564m、横川山1620m、高鳥屋山1398m、梨子野山1314m
目 的 岐阜県と長野県の境にある南沢山・横川山と、長野県飯田市にある高鳥屋山・梨子野山に登るとともに、宿泊を伴う山行を行うことによって会員の親睦・交流を深める。
参加者 奥西CL、土岡(連絡)、松山(SL・記録)、那波(SL・記録・会計)   4名
コース
報 告
    5月18日(土)  南沢山、横川山  那波
 5:10 奥西宅を出発 ―― 養老SA休憩 ―― 8:20 ふるさと村自然園着
車を降りた途端、さわやかな空気に包まれ、とても気持ちのいいところである。花桃の花がちらほら残る並木に目を奪われる。ハナモモは町花らしい。登山準備。
 8:55








 9:05
山小屋で、登山届を出す。環境整備費として、一人200円払う。小屋の前には、マキが炊かれ、なかなかいい感じ。そこから、登山口までの車道脇には、白い花をつけたドウダンツツジが垣根のように続く。また所々に八重桜が咲いている。登山口に向かう橋の下に川床が設けられていて涼しそう。周辺には、ロッジが、10棟ほど建っている。ゆっくり過ごしたくなる。
登山口を出発。すぐに、木の階段が現れる。結構な傾斜で迎えてくれる。
 9:30 山頂まで3,4㎞の標識。衣服調整。
登山道の両脇は、高さ1mほどのササが生茂げり、その奥に白樺の木立と、新緑のコントラストがきれいだ。歩く両側に、実生のモミジやクヌギ等などの若木が、ところ狭しと伸びている。
10:15 中間点との標識。休憩。水分補給。
ササの根元に蕾を付けたユキザサの群生がずーっと続く。蕾は結構膨らんでいるのに、一輪も咲いていない。その間隙を縫ってショウジョウバカマが地味にポツンポツンと咲いている。木々はダケカンバになっている。
11:15 南沢山、山頂到着。 山頂らしくなく、標識がなければ、登山道の途中という感じだ。四方が背の高さほどあるササに囲まれ、視界はあまりない。遠く北東に、御嶽山の頂が見える。そしてこの辺りから木々が少なくなり一面笹原で、これから登る横川山が見える。
今日は、気温も高くなく、さわやかな風があり、心地よい限りだが、日差しの強い日は、暑いだろうなと思われる。軽く、昼食をとる。
11:40




12:15
横川山に出発。 ササが丘を覆っている。足元に小さい可愛いい白い花が咲いている。一輪草に見えるが??そのあと、マイズルソウの群落が、道に沿って帯を作っている。花は、もうちょっと先のようだ
横川山に到着。 ぐるっーと300度の眺望。北に御嶽山、その右に乗鞍岳、北東に中央アルプス、東に、荒川、赤石、聖岳、南に富士見台。涼しい風に吹かれボーツと景色に溶け込むこと十数分。




写真:横川山山頂

左=富士見台

右=恵那山
12:40 満足して下山。
13:10 南沢山 10分休憩。 同じ道を下山しているのに、目の前に広がる景色は初めてのよう。新緑から濃い緑まで、そのグラデーションに足が止まり、暫し見とれる。
13:50 中間点 5分休。 どこまでも、どこまでも目の覚めるような。新緑.しんりょく、シンリョク、緑。
14:40 登山口に無事帰還。15分ほど走ると昼神温泉。「尾張あさひ苑」に宿泊


     5月19日(日)  高鳥屋山・梨子野山  松山
報 告
昨日の晴天に負けないくらい良いお天気 女性2人は 朝市に出かけワクワク買い物、ビニール袋をぶらさげ大満足 旅気分。準備を整え山ガールに変身です。少し広くなっている道路脇に車を止め歩きだす。
 9:00 出発 村からは想像できないような立派な小学校:中学校を見て舗装された道を登りだす。
 原風景の様な村の中をキョロキョロしながら歩くが 暑いし、少々辛い。水の音、新緑、レンゲツツジに癒されながら舗装路を登る。

                                                 写真:梨野峠
 9:40 やっと山道らしき所に到着。ここから梨子野峠まではややきつい登り、花も無し 自然林の穏やかさも無し 汗を拭きながらの歩き、時々阿智の村(?)が見える。
10:20 梨子野峠  東屋があり、そこで休憩。伊那谷方面の展望が良く、その向こうにまだ白く雪を被った南アルプスが見える。反対側には、木の間越しに御嶽山の雄姿が見える。 きれいだ! 稜線を歩いて、第1目的 梨子野山へ向かう。調子良く歩いていて分岐を飛ばし奥西さんから声がかかる。
ホント目印もなにも無い。殆ど人が入ってない感じで、これまたなんてことの無い頂上。
11:05 到着。 木々は自然林に変わりそれぞれの緑が陽の光を受けて眩い。 帰路に使う分岐で休憩。 大きな犬を連れた女性二人がこちらに歩いてこられた。 犬好きの私も少しびびる。第2目的地 高鳥屋山(タカドヤサン)に向かう。 最後が少々の登りだが、新緑の中快適な登りだ。
12:05 高鳥屋山頂上  昨日の展望が素晴らしかったので ここはチョット寂しいがそれでも気持ち良い風と空気に満足。頂上直下に、地元の人が立てた小屋がある。古いが、使われているようである。ここも伊那方面が開け、南アルプスが眺められる。
分岐に戻り松沢へ谷間を下る。 基本、足元は穏やかなふわふわの道。 一面緑のコントラストが凄い。 その中にレンゲツツジのオレンジ、ヤシオツツジと、自然は凄い。見とれていてなかなか足を前に出せず、立ち止まってばかりの下山。 それでも15時頃には下山。 いつもなら最後の舗装路は辛いが、小鳥の声を聞きながら楽しく戻ってきた。
前日に続き春の山を満喫! ありがとう。

この後、昼神温泉の日帰りの湯に入り、さっぱりして帰京。渋滞もなく帰れた。
*泊の山楽しいですよ 条件の許す方、参加されては?里山好いですよ。



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