丹波 毘沙門山・雨石山・櫃ヶ嶽

山行日 2019年6月4日(火)
山 域 丹波山地 毘沙門山630m、雨石山611m、櫃ヶ岳582m
参加者 奥西(CL)、屋根谷m(SL)、屋根谷w(連絡)、松山(会計)北村w(救護)
福島w、伊賀、寺崎(記録)  計8名
コースタイム 小野P8:10 → 8:25毘沙門滝 → 8:35毘沙門洞8:40 → 9:00丸山 → 9:20毘沙門山 → 9:45岩尾峰10:00 → 10:10雨石山10:20 → 12:40櫃ヶ嶽13:10 → 15:10小野P
報 告
小野霊園前に駐車。「お邪魔します」の挨拶の後、CLから本日のコースのレクチャーを受けて出発。
川のせせらぎの音、小鳥の歌に励まされてゆったとした足取りで歩を進める。
程なくして滝が現れた。涎(よだれ・失礼)のような糸を引く、高低差5~6mくらいの滝つぼを備えた優美な滝である。周囲には3か所の祠も備え、地元住民等の信仰心の厚さが感じられた。奥には二の滝、三の滝も存在しているらしいが、道もはっきりしておらず省略した。
 石組みされた急登を登ると大きな岩が出現した。
毘沙門洞である。横幅数メートル、高さ・奥行10メートル前後の洞窟に毘沙門天が祀られている。洞窟の中は冷気(霊気)が漂い涼しく、汗も引いた。
150メートル程急登を詰めると最初のピーク丸山である。周辺を見渡すと至る所に、むき出しの岩肌が見える。標高600メートル前後の低山の里山ではあるが、侮ることは出来ない。
毘沙門山を過ぎて岩尾峰の稜線に取り付く。雨石山までは、名前の通り岩稜帯である。ベテラン揃いではあるが慎重に歩を進める。
 P595で、ミニ読図教室が開講された。しかしながらYMAPUでは、この先小野峠までは踏み跡が不明瞭で迷いやすい、と記載されている。
その通り、踏み跡はなくなり、40~50度はあろうかと感じる下りに差し掛かった。木に摑まらなければ滑って降りることが出来ない。コースから外れていることは分かるが、木を求めているためにコースからドンドン離れていく。足場が安定したところで、小野峠直下まで戻り昼食タイムとした。
 小さなアップダウンを繰り返して櫃ヶ嶽に。此処でも山頂直下100メートルは急登で息を切らして登り切った。山頂でしばしの休息後、宮代の集落に下山した。 
ホッとしたところで、木苺が目に入った。入れ替わりで啄ばんだ。自然の優しい味がした。薔薇の花などを綺麗に植えた庭の前に差し掛かり、家の人に「綺麗ですね」と声かけをしたところ、入って見てください。とのこと、好意に甘えて暫し庭園鑑賞となった。 郷道を1時間余り歩いてスタート地点に戻ることが出来た。
 CL,SLのナイスリードで、里山の厳しさ、楽しさを堪能出来た。
また、参加者の登山技能・豊富な知識でヒヤリハットも無く無事に修了出来た。
有難うございました。



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