夏山トレ・堂満岳~権現山

山行日 2019年7月7日(日)
山 域 比良山系 主稜線 堂満岳1057mから権現山996m
目 的 夏山トレーニングの一環としてJR比良駅~堂満岳~烏戸山~比良岳~蓬莱山~権現山~JR和邇駅と歩く。会員間の親睦・交流を深める。
参加者 奥西(CL)、寺崎(SL)、高岸(連絡)、新津、伊賀(救護)、北村、上島、工藤(記録)
コース 比良駅07:00→8:10ノタノホリ8:15→10:45堂満岳11:10→11:34南比良峠11:35→12:00荒川峠12:00→12:21烏谷山12:33→12:49葛川越12:50→13:08比良岳13:12→13:38木戸峠13:38→14:00打見山14:18→14:42蓬莱山14:55→15:09小女郎峠15:09→15:27ホッケ山15:34→15:56権現山6:06→17:10霊仙山口17:10→18:30和邇駅
報 告
ジュンサイがいっぱいのノタノホリ池雨で中止になってくれ!思うほど長いルートであった。特に下山口から和邇駅までは一時間以上掛かりそうだったため気が重くなる。夜も余り眠られなかったので、なおさら気が滅入ってきたが朝は4時半に起きて、一念発起してアパートを出発した。
京都駅で参加者全員が揃い、ボックスシートを二つで全員が座ることが出来た。山の話などをしていると気が重かった朝とはすっかり気分が変わり、アッという間に比良駅に到着(6:51着)。出発の準備をし、曇空の中を出発。歩き始めから、結構なペースで汗がダラダラ流れた。別荘地帯を抜け、一時間ほどでノタノホリへ到着。ノタノホリ池はジュンサイの葉が池一面を覆い、たくさんのモリアオガエルの卵が岸辺の木から白い泡を垂らしていた。
堂満岳で楽しいひととき 堂満岳までは湿度が高いせいもあり、かなり汗をかいた。そのためもあるのだろうか2名が足を攣った。しばらく動けないでいるとペインクリニックに勤務する女性が通りかかりマッサージをしてもらったり、アドバイスを受けたりした。
 その内に動けるようになり、堂満岳の頂上直下の急登も登り切った。頂上では軽くお昼を食べて次のピークの烏谷山へ出発。ところで烏谷山はふるいエアリアマップにはカトヤマの仮名がふってあり、新しい山と高原地図にはカラトヤマと仮名がふられている
(エアリアが脱字)。地図は時々、国土地理院の地形図も含めて間違えがあるので注意が必要だ。南比良峠、荒川峠、を経て、烏谷山へ。山頂には三等三角点があり、また女性
の単独行者が静かにランチ中であった。
堂満岳山頂
次のピークは初めての比良岳。登山路をわずかに西に行ったところにピークがあった。眺望がいいわけでもないので、そそくさと記念写真を撮って打見山を目指す。
打見山にて
 打見山はスキー場を直登する。登りきると別世界が広がっていた。観光客だらけの登山者がいない山頂であった。ここで里心が付いたのか、高岸さん、上島さんは下山することになった。仲間が減り淋しくなったが、残る6人で蓬莱山のゲレンデを登った。私は一等三角点の蓬莱山も初めてで、今回は楽しみにしていた山の一つだ。しかし蓬莱山も打見山同様に登山者が少ない山であった。華やかさに引け目を感じながら権現山へ向かった。
権現山手前のホッケ山にて登山路はほとんど人がなく、気持ちがよい笹尾根を飛ぶように進んだ。尾根から見る大きな琵琶湖をたっぷり堪能。最後のピーク権現山でまったりして、下山を開始した。16時を回っていた。はたして和邇駅には何時に着くのだろうか。急なくだりを慎重に進み、やっとの思いで車道まで着くとホッとすると同時に駅までの長い道のりにムッとするような気持になった。タクシーはいないのか?
 車道を約1時間半歩き無事に和邇駅に到着。駅のトイレでシャツを着替えて電車に乗り込んだ。空いていて皆まとまって座ることができた。全行程で11時間半の長い山行が終った。へとへとになったけれども充実した一日であった。
奥西リーダーをはじめ皆様にはお世話になり、ありがとうございました。



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