笠杉山・段ヶ峰・千町ヶ峰

山行日 2019年8月26日(月)
山 域 中国山地 宍粟市 笠杉山1032m・段ヶ峰1106m・千町ヶ峰1141m
参加者 CL:奥西、SL:深津、連絡:猪飼、会計:松山、救護:北村w、福島w、運転:大森m、石田
河野、運転:奥田、中村、上島、佐野、西村、記録:寺崎  
計15名
行 程 千町ヶ峰登山口P9:30 ~ 10:40弘法の池10:50 ~ 11:00千町ヶ峰11:10 ~ 12:00千町峠12:15 ~ 12:50段が峰12:55 ~ 13:20杉山13:30 ~ 15:00笠杉山15:20 ~ 16:50千町ヶ峰登山口P
報 告
平日山行に関わらず大勢の参加で車3台に分乗して出発した。通勤ラッシュに会うこともなくスムーズに進んでいると思いきや、途中休憩の加西SAに2台の車が来ない。中国自動車道に入らねばならないところを山陽自動車道に行ってしまったらしい。
今回は、4座のピークを7~8時間かけてループする計画のところ、登山口からの出発が30分ほど遅れていたため、コース変更し、笠杉山はカットする? 前提で出発した。
鉄の橋を渡り、植林地帯を一気に500mほど高度を上げていく。陽射しは遮られているが汗が噴き出る。急登の途中ではあるが水分補給のため小休止。
植林帯から自然林(ブナ、ミズナラ?)に植生が変わる。苔むした岩の間を進む。
幻想的な美しさを感じる。藪漕ぎをして数十メートル進むと「弘法の池」が出現した。弘法大師が杖で地面を突いたところ池になった、との謂れが残る(深津解説)

     写真:見えている段が峰に向けて下る →
程なくして千町ヶ峰山頂に。360度の展望が開ける。登山者への最高のプレゼントである。証の集合写真を撮って千町峠へ。峠にある「悠友山荘」の前でランチタイム。山荘の人に「帰りに寄ってね」と見送られる。
段が峰からピストンする選択肢もあったが、この時点では既にループする事に。残念ながら戻ることはない。
階段状に張った杉の根っこの急登を一気に登る。数か所の低いピークを過ぎると段が峰の山頂が姿を現す。笹原の中に数本の大木を配した優美な山容である。山頂からはこれまで歩いて来た踏み跡や、これから行く杉山、山上庭園を望むことが出
来る。のんびりとしたいが時間がないので写真だけ撮って前に。100mほどアップダウンを繰り返し杉山に到着した。本日3座目である。この山頂からも今日登った2座がハッキリと見ることが出来る。

      写真:千町峠・悠々山荘前・段が峰登山口
山上庭園は大きな石がゴロゴロと転がっているだけであった。残るは笠杉山である。
小さなアップダウンを繰り返すためボデーブローのように体にこたえる。息を切らせて山頂に辿り着いた。
山頂からの眺望はなかったが、腰掛に丁度良い石が点在しており休憩にお誂え向きの場所であった。
大人数で4座制覇出来ると思ってなかっただけに、皆さんの脚力、頑張りに感心した。ここからは、下りばかりである、足の疲れもピークに達している。CLから注意を受けて下山するように檄が飛ぶ。足元に注意しながら進むと、真白なピンポン玉の様なキノコや美味しそうなキノコを見ることが出来た。やっとの思いで林道に降りることが出来た。この後は駐車場に戻るだけである。ルンルン気分で話も弾む。畑から農家の女性が現れ「これ、持って帰り」と、ミニトマトやきゅうりの差し入れを頂いた。早速に手で拭いて口の中に。美味しかった。見ず知らずの我々に、感謝である。
エアリアタイム7時間50分のところ7時間20分で歩き切った。リーダーの好判断SLの好リード。何よりも皆さんの頑張りに敬意を表したいと思うし感謝である。非常に疲れた中、長時間の運転ご苦労様でした。
有難うございました。



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