ブナ立尾根-烏帽子岳-野口五郎岳-水晶岳-三俣蓮華岳-双六岳-新穂高 |
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山行日 | 2019年9月16日(月)~9月20日(金) |
山 域 | 飛騨山脈 |
参加者 | CL:福島m、竹田、中塚w、北村w、北村m、松山、河野、福島w、奥田 計9名 |
9月16日(月) 七倉山荘 |
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報 告 | 午前8時30分 京都駅新幹線乗場集合。ひかり号で名古屋へ、河野さんと合流し特急ワイドビューしなので松本へ。信濃大町へは普通電車で14時15分に到着。 予約してあったジャンボタクシー9人乗りで高瀬ダム近くの七倉山荘へ。 新しい建物で、部屋もトイレもきれい。温泉を楽しみ夕食はテラスでバーベキュー。明日の朝早いので早々に就寝。 |
9月17日(火) 晴/曇 烏帽子岳2628m |
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行 程 | 七倉山荘~高瀬ダム~ブナ立尾根~烏帽子小屋~烏帽子岳~烏帽子小屋 |
報 告 | この日のSL松山 |
5:55 6:09 6:40 8:00 |
七倉山荘出発。 高瀬ダム到着。 トンネルを抜けて吊橋を渡り、キャンプ場をすぎて登山口へ。 北アルプス裏銀座登山口到着。 これからいよいよ北アルプス三大急登の一つであるブナ立尾根を登っていく。 水分補給休憩。登山道に番号がついていて、それを見て後どれ位だと思いながら登っていくのですが8番あたりからだんだんきつくなってきた。 |
9:45 11:30 12:30 |
三角点 2208.5m地点に 到着。水分補給休憩。途中でブル-ベリ-の実が出来ていたので摘まみながら進んでいくと岩場の登りがしばらく続きかなりきつくなってくる。しかし時々吹く風が心地いい。 烏帽子小屋到着。昼食休憩。 烏帽子小屋を出発。途中で雷鳥3羽と出会う。 |
烏帽子岳 |
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13:40 | 烏帽子岳到着。鎖場が2か所あるなど朝からの急登を登った後でもあるが、結構きつかった。 |
14:55 | 烏帽子小屋に無事到着。夕食は名物ボルシチだった。 |
記 北村m | |
9月18日(水) 雨と強風(10m/s)のち晴れ 野口五郎岳2924m、水晶岳2986m |
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コース | 烏帽子小屋~野口五郎岳~真砂岳~水晶小屋~水晶岳~水晶小屋 行動時間:約10時間30分 |
報 告 | この日のSL 中塚w |
5:30 | 朝食 |
6:00 7:10 8:30 9:30 |
登山スタート。 雨と強い風の為レインウェアを着用。 と7:45共に小休憩 雷鳥のつがいが出迎えてくれる。 野口五郎小屋に到着。 寒かったのでホットミルクやコーヒー、カップ麺で温まりながらホッと一息。小屋で休憩中に雨があがる。 |
10:20 | 野口五郎岳を目指し出発 |
野口五郎岳 |
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10:40 | 野口五郎岳山頂 真砂岳通過 |
11:40 | 12:30,13:10共に小休憩 |
13:40 | 水晶小屋が向かいの山の上に見え、すぐ近くだと思っていたので「えー!!!」と落胆の声がたくさんあがる。 |
14:15 | 水晶小屋着 |
14:30 | 小屋に荷物を置いて水晶岳へ |
水晶岳 |
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15:30 | 水晶岳山頂 水晶岳から小屋へ戻る途中、今まで通ってきた裏銀座のルートや槍ヶ岳、笠ヶ岳など北アルプスの山々が綺麗に見渡せ感動! |
16:45 | 水晶小屋到着 夕食 カレーライス |
《感想》 |
朝からの雨と強風に心が折れそうに。皆さんの笑顔に励まされ最後まで歩く事ができました。午後から天気が好転して本当に嬉しかったです。北アルプスの絶景は忘れることの出来ない宝物になりました。 |
記録:河野 | |
9月19日(木) 天候 快晴 鷲羽岳2924m 三俣蓮華岳2841m 双六岳2860m |
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コース | 水晶小屋6;00→7;50鷲羽岳8:10→9:25三俣山荘9:50→10:55三俣蓮華岳11:08→12:30双六岳12:45→13:40双六小屋(巻道コース:三俣山荘10:10→14:50双六小屋 |
報 告 | SL:竹田 |
巻き道コース : 松山、北村w、中塚w |
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予想(予報)通り、朝から縦走日和。寒いのでカッパや上着を着こみ、帽子、手袋を着ける。目前には水晶岳(右側)からぐるっと鷲羽岳(左側)まで北アルプスの山々が続く素晴らしい眺望が広がっている。進行方向にワリモ岳・鷲羽岳を望みながら登山道を歩いて行くが、周りの景色を見てついつい立ち止まってしまう。鷲羽岳頂上は360°の大展望で、眼下に黒部源流・雲ノ平、北の方には、剱・立山、南には槍・穂の姿があり、写真撮影も忙しい。Mさんが「この辺には何回か来ているけど、こんなに見えたのは初めてや。一番やと思うわ。」と何度もおっしゃる。 | |
鷲羽岳 |
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赤い屋根の三俣山荘で水補給・トイレ休憩の後、三俣蓮華岳~双六岳稜線コースと巻道コースに分かれる。夏の間は、きっとお花畑の中だったと思われる巻道コースは、コバイケイソウやハクサンイチゲ、チングルマ等の群生の跡が残っているが、今見られるのは、アキノキリンソウ、ヒョウタンボクの双子の赤い実、なぜだか花弁の先が茶色くなったリンドウ。体調不良の身には後半の急坂からが特にしんどくて、稜線コースメンバーのお迎えはとてもとてもありがたかった。双六小屋泊に予定変更してもらい、みなさんの好意のつまった素麺とサプリメントをいただいたおかげで、次の日何とか下山し温泉まで到達できた。いろいろお世話になり、ありがとうございました。 *双六小屋に開設されている富山大学の診療所は8月で終了しており、今回は笑顔の素敵な看護師Tさんの丁寧な対応に助けられた。 |
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記録:中塚w | |
三俣蓮華岳 ・ 双六岳稜線コース : 竹田、北村m、河野、奥田、福島w、福島m |
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9:50 | 三俣山荘出発。小屋から三俣蓮華岳は50分ほどの登りだが、小屋で休んだ後の登りで足が重い。40分登ると巻道分岐。頂上まではあと10分一歩一歩重い足を運び頂上に到着。快晴の空の下360度の展望が広がる。 ここは富山・岐阜・長野の県境になっていて、3県の道標がある。10分ほど展望を楽しみ双六岳へいったん下って、登り返す。最後の急坂をやっとのことで登り切って、双六岳山頂へ。広い山頂で今までたどってきた山々、周りの山々を眺め展望を堪能し、双六小屋へ下っていく。 |
13:40 | 双六小屋到着。しかし巻道を来るはずの3名がいない。男たちは五目ラーメンを食べ、腹を満たして、竹田・河野・福島亮で巻道を見通せるところに登って3人を迎えに行くことにする。巻道を少したどっていくと3人を発見合流し双六の小屋へ。Nさんの体調不良で遅れたとのこと。本日の予定はこの後鏡平の小屋まで行き宿泊する予定だったが、無理と判断し、急遽双六小屋に宿泊することに。明日5時に出発して、新穂高に12時前に着き入浴して帰れるように計画変更する。 夕食 野菜てんぷらとソーメン |
福島亮 記 | |
9月20日(金) 晴れ 鏡平から新穂高 |
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コース | 双六小屋~鏡平~わさび平~新穂高 |
報 告 | SL 北村m |
5:00 | 4:00出発だとクマに遭遇するかもとの小屋からのアドバイスを受け、1時間送らせ、朝食を弁当にして出発する。日の出前なので、ヘッドライトを着用。 夜が明けて周囲が良く見えてくると右手前方には白山、前方には焼岳山、その向こうには乗鞍、御嶽山、左には槍ヶ岳、穂高連峰、後ろを振り返れば立山を見ながら歩く事が出来た。 |
鏡平への下り道 槍穂高連峰が眼前に |
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6:37 | 弓折岳分岐で小休憩。急いでいたので弓折岳には寄らずに先を急ぐ。 |
7:20 | 鏡平山荘を通過。鏡平池にて双六小屋で用意してもらった朝食を取る。 無風だったので、湖面には槍ヶ岳、穂高の山々がくっきりと写っていて写真を撮る。 |
10:17 | わさび平小屋着。冷やされていたトマト、オレンジ、キュウリなどを購入して小休憩。 |
11:42 | 新穂高ロープウェイ乗り場着。少しピッチを上げ、休憩も少なくしたおかげで、早めに到着。バスの時間まで1時間程あるので近くの日帰り温泉で今日までの汗を流し、高山行きのバスに乗る。 |
14:30 | 高山駅着。河野さんは高速バス、他はJRの為ここで分かれてそれぞれ帰京する。 |
奥田 記 |