北アルプス・唐松岳

山行日 2019年12月22日(日)~23日(月)
山 域 北アルプス後立山連峰・唐松岳 2696・4m
参加者 CL:花折 網岡国、記録:奥西  明峰3名、洛中1名
報 告
 当初、南アルプスの北岳~農鳥岳縦走を計画していたが、台風のため 林道・山が荒れ、行けなくなった。
 そこで北アの唐松岳に行くことになった。日帰りでも行けるが、雪山テント泊体験者のために、1泊2日で行くことになった。
 22日、23日は、曇りや晴で天気は良いのだけれど、風が強いのでどうなるだろうということであった。判断の結果、23日のほうが晴れるので、22日は八方池手前(八方山辺り)のトイレの横にテントを張り、23日にアタックといいうことになった。
 結論としては、この天候判断が外れ、22日は、天気は良く、風も弱い絶好の登山日和だった。23日は、晴れたが、強風が吹き荒れ、そのため登頂は断念ということになった。
 八方尾根スキー場を、ゴンドラとリフトで終点まで行き、そこからアイゼンを付けて1時間程度歩いたところにテントを張った。夜になると谷を吹き上げてくる風がうなり声をあげていた。朝になっても風はやまず、全体は晴れだが、八方池の上あたりから頂上は、厚い雲に覆われている。
 無理をしたら行けなくはないだろうが、自分たちからリスクを拾いに行くようなことはやめようということになり、登頂は断念して下山ということにした。
 今年は、雪は少なく、周りの山々も、雪と黒い岩のまだらの、5月の山のようであった。網岡国さんと比良山系を3回もボッカトレするなど、万全の準備で臨んだので、残念な思いであるが、雪山ではこんなことはしょっちゅうなので仕方がない。「また」はあるかどうかわからないが、次の機会の楽しみにしておこう!
 この後、24日には八方尾根スキー場、25日は五竜スキー場で、今冬の初滑りを楽しんで帰京した。






アイゼンを履いて出発
八方尾根は、そんなに難しい尾根ではない。





  トイレ
  冬季は使用できない。
  唐松岳へ続く八方尾根




白馬三山  左から、
白馬鑓ヶ岳2903・1m
杓子岳  2812m
白馬岳  2932・2m





   不帰嶮
   この左に唐松岳




手前は、五竜岳 28014・1m
その左の双耳峰は、
鹿島槍ヶ岳2889・1m



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