高取山・大普賢岳山行記録

山行日 2004年10月23日(土)〜24日(日)
参加者 CL岩里、SL奥西、永井、安田、小川(2日目のみ)佐竹(記録)計6名
行動記録

1日目(23日) 高取山 584m
安田号にて7:50から宇治・城陽・精華町と参加者を乗せながら出発→高取町役場着10:05発10:15→児童公園10:35(トイレ)→宗泉寺分岐11:10→高取城跡着12:05昼食休憩13:05発→壺阪寺13:45→役場着14:50→→→和佐又ヒュッテ16:05着


高取山途中にあった水車


 1日目は、お天気も良く、歩行時間3時間、584mの山ということでハイキング気分で楽しみながら歩きました。役場から旧道へ入ると石畳の道で、武家屋敷や長屋門などがあり城下町を感じさせます。少し行くと水車が有り米を突いていました。坂を上がった所で宗泉寺の分岐。アスファルトの道から山道にはいります。七曲がりというジグザグを登っていくと猿石がありました。頂上の少し手前の国見櫓からは奈良盆地が見えました。高取城跡は立派な「堅固壮大な石塁城郭」が残り、芙蓉城と称えられた当時が偲ばれました。日本三大 山城の一つとされているそうです。頂上のある方位地図に札幌や東京、福岡が記されていました。帰り道、五百羅漢といって石に沢山の仏様が彫られていました。下った所の壺阪寺はとても立派なお寺でした。ここからはバスの予定でしたが時間もあり歩いて帰ることになりました。金剛力酒造店によるとい うサブリーダーの思惑もプラスされていたようです。歴史を感じる楽々山行でした。和佐又ヒュッテにつくと小川さんと対面。事前に聞いておけば「ヤアー」となったところが、奥西さんの連絡ミスでもって、「なんでー」になり、小川さんには、申し訳なかったです。

 23日の宿、和佐又ヒュッテは山を登って行った1200mほどの所にある大きな山小屋です。車でそこまで行け、電気も通っていてお風呂もあり食事もおいしくお変わりし放題で、料金は1泊2食付きで6800円。寒い夜でしたが、いのしし汁で暖まり、お風呂で暖まりゆっくり休めました。

2日目(24日) 大普賢岳 1780m
5:00起床・和佐又ヒュッテ発6:00→和佐又のコル6:20→石の鼻7:30→大普賢岳8:23着8:35発→稚児泊9:27着9:40発→ 七曜岳10:08着10:13発→無双洞11:20→休憩12:28〜55→和佐又のコル13:25→和佐又ヒュッテ13:40→→→温泉後帰路へ


稚児泊で休憩


 2日目予定通り6:00出発。ススキが原を抜け山道へ。登っていく内にお日様も上がってくるが、お天気はもうひとつのよう。50分ほどした所から、指弾窟・朝日窟・笙ノ窟・鷲ノ窟と続く。笙ノ窟は今でも役行者が修行する所のようだ。この先からは鉄梯子が続き、高度を稼ぐ。展望が良いはずの「石の鼻」からは、何も見えず。大普賢岳の展望もなし。クサリ場を過ぎて稚児泊で休憩。紅葉が少し見られる。七曜岳でかろうじて稲村が岳等が見られる。七曜 岳からの下りは急できつかった。1時間近く歩き続けると足がガクガク。長時間の急な下りはきつい。無双洞は2つの穴から水がながれ落ち川となっていた。スイスの滝を思い出す。しばらく行くとクサリもある急な登りとなる。その途中には、底なし井戸といわれるものがあった。岩本新道分岐の少し手前で昼食休憩をとる。安田さんやっとラーメンにありつける。そこからは1時間もかからず下山できた。正味7時間ほどで回ってこれたので、サブリーダー曰く「健脚、健脚」とのことでした。展望はきかず残念でしたが、変化に富んだコースで、梯子あり、窟あり、鎖あり、もののけの森あり、急坂あり、洞あり、紅葉有りで、しっかり歩くことを楽しめた山行でした。途中、入之波温泉に入り、帰路に着きました。車運転の安田さん、お疲れ様でした。

1泊2日の山行でしたが、全く違う山を2通り楽しめた2日間でした。


七曜岳付近からの大普賢岳方面



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