新春山行 堂満岳山行報告

日時 2006年1月3日(火)
参加者 CL川野 SL岩里、福島、長廻、佐竹、若林、網岡(修)、網岡(国)、國田(会員外)、前田(記録)
コースタイム 京都駅発7:33−8:14JR比良駅8:40−9:20イン谷口9:30−11:25金糞峠11:35−11:45北比良方面Uターン−12:00堂満岳方面Uターン−14:00イン谷口−14:45JR比良駅

 前日、安田さんより連絡が入り、風邪でダウンとのこと。当日、信濃さんも欠席となりCL川野さん、SL岩里さんに変更となった。
 会員外で初参加の國田さんを含め8人でJRに乗り込んだ。車窓から見る北の空は真っ白で山影も見えず、北上するにつれ雪が舞い始め、比良駅につく頃には田んぼなどところどころに残雪が見られるくらいになっていた。比良駅では車で来た網岡さん夫妻と合流。
 さっきまでは雨が降っていたらしい。イン谷へ向かう途中でさえ少し脇道に入ると雪が残っている。登山口の公衆トイレを過ぎたあたりからはもうずーーーっと雪だった。正面谷もダケ道もトレースはしっかりついているようなので、正面谷から登ることにする。
 私にとっては始めてのコースで、確か青ガレという箇所が危険で夏場は通行禁止になっているということしか知らない。時折雪が強く吹き付ける中を、なだらかにゆっくりと登っていく。しばらくしてアイゼン装着。個・装に入っていなかったからと置いてきた私を含め2名だけノーアイゼン。沢を渡ったあたりから傾斜は一気に急になり、登り詰めたところで金糞峠に出た。
 風も強かったので北比良からダケ道を下りようかという事になり向かってみるが、じきにトレースがなくなり、無理せず引き返す。一応トレースのある堂満方面に向かってみるが、南比良との分岐を過ぎたあたりからラッセルが必要となり、こちらも無理はせずUターン。一箇所、琵琶湖がきれいに望めるところでほんのひと時景色を楽しみ、来た道を一気に下る。このくだりで私は何回こけただろう…。私だけはなかばこける事を楽しみながら(?)下山。
 みんな汗もさほどかいていないとのことで(汗をかいていたのは私だけ??) 温泉にも入らずそのまま駅に向かい解散。

<感想>
 どんな山でも雪があるときはアイゼンは必須だなと強く思った…反省。出る直前まで迷ったあげく個・装にもなってないからと、まぁ、いいかぁくらいの気持ちで置いてきてしまった。
 青ガレのあたりから傾斜がグンと急になり息が上がり始める。雪山では汗をかかないような歩きを…と思っても、風邪による体調不良かはたまた単に体が鈍っているだけか…とにかくしんどく、周りの景色を楽しむ余裕もなくひたすら前の人の足元を見ながら歩いていた。…と、まだまだかなと思っていた金糞峠にいきなり着いてしまった。
 積雪期は慣れていないせいもあるのか、無積雪期と時間の感覚、距離感などが全く違うことを改めて感じた。



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