越前大日山(標高1320m)



山頂からの大展望と紅葉 振り向けば 冠雪の白山 −

【山行日】 2005年11月5日(土) 晴れのち快晴
【参加者】 中塚陽子<CL>、中塚光史<運転>、吉野賢一<運転>、石川喜久雄<記録>、若林とよ子、永井龍子<SL>、向井秀夫 計7名

【タイムスケジュール】
 6:30 近鉄大久保駅 発    京滋バイパス〜名神自動車道
 7:40 米原JCT       北陸道自動車道
 8:45 北陸道福井北インター着 国道416号で勝山市へ
 9:20 宿泊施設「あまごの宿(横倉地区)」着
 9:30 駐車場着 身支度 アップ
 9:50 出発
10:00 登山道入口着 絵文字の看板 鎖の車両止め、2回鉄製橋を渡る
10:30 林道と交差 小休止
10:33 出発 ドロドロの道で、ペースは上がらず
11:15 峠に出る(大日峠) 中休止
11:30 出発 急登が続く 振り向けば雪をかむった白山
11:55 小休止 1180mのピーク
12:05 出発 さらに急登が続く
12:20 頂上着 1319.6m 記念撮影 大休止
13:00 頂上発 同じコースを下るがよくすべり、こける
13:40 大日峠着
14:10 林道出会い
14:40 登山口着
14:50 駐車場着(標高510m 15:00発〜ミネラル温泉「CAMU湯」
帰路に就く

【行動記録及び感想】
 晴れ男の吉野さんのおかげか、心配していた天気予報ははずれた。近鉄大久保駅を出発してから高速道路をひた走り、8:30に北鯖江PAで休憩した際はガスも出ていて、見上げる山々の紅葉はお世辞にも鮮やとは言えないが晴れ間は広がっていき、期待がふくらむ。 
 高速をおり、R416号を進み登山口の目印となる「アマゴの宿」を探していたが、中塚さんの賢いナビは田舎の狭い道を案内してくれる。ナビのない車に乗っている私は感動もんでした。山行のように、都会から案内表示の少ない田舎に行くような時はほんとに心強い武器になることがよくわかった。 
 アマゴの宿から少し進むと10台程度はおける駐車場がある。すでに福井県ナンバー2台とその先の道路沿いにも地元ナンバーの車がある。左手の紅葉の山の中には滝も見える。10分ほど進むと、絵地図入り案内板があり、登山口はすぐわかる。 
 登山道に入るとすぐに別れがあるが、沢筋の右へと進路をとる。2つの鉄製の橋を渡り、なだらかな沢筋の遡行する。日差しもだんだん強くなり汗ばんでくる。見上げる紅葉も鮮やかさを増してきた。小鳥も鳴いている。自宅の庭に来てくれたシジュウガラのさえずりだけはわかる。
 林道との出会いで一服する。ここからの道はかなり荒れ、グチョグチョのぬかるみが随所にある。気を抜いてこければ、悲惨な目に遭うことはみんなわかっているので、静かに歩を進めると峠に出た。
 休憩のあと、急登にさしかかったところ、誰かが歓声を上げた。
振り返れば、冠雪の白山が見える。しばしの歓声とシャッター音が続くが、なお急登はきつい。1180mのピークで小休止後、15分ほど登ると最後はあっけなく頂上<1320m>に着いた。 
 頂上は適度に平坦で広さもあり、360度の大展望である。天気は快晴で、行動食もうまい。白山を見られただけでもつらい登りのお返しには十分である。 
 大休止の昼食後、記念撮影して下山にかかる。気合いを入れて下っているつもりだし、補助ロープもあるのだがよくこける。中塚リーダーに声をかけていただきながら順調に下っていると、日差しが最も強くなったためか、林道出会い付近の紅葉は今日一番にすばらしい。 
 下山後は温泉でさっぱり汗を流した後、PAで名物の福井のソバを食べ、マスすしやサバすしをおみやげに帰路に着いた。

【感想】
 この山は標高はそこそこ高いが、歩行時間が短いので少しナメテかかっていたのは、私だけではないようである。バテるような山ではないですが、最後の急登はなかなかのものでした。
 また、頂上で、先発の中高年のパーティーがイカ焼きやらでビールの大宴会をされていましたが、ハイキングではなく、急な下りのある下山のことも考えると、山行中のアルコールはいかがなものかとの思いを強くしました。
 最後に長距離の運転をしていただきました中塚さん(ご主人)と吉野さん、またスケジュール管理等をしていただいた中塚さんには、大変お世話になり、ありがとうございました。


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