藤 無 山 1139m

山行日 2004年11月3日(水)祝
参加者 CL佐竹 SL松山 奧西 竹内 川野 伊丹 若林 北村 網岡M 網岡W
コース 近鉄大久保駅6:15→名塩PA7:00→9:00若杉スキー場9:15→休憩10:10→11:00山頂11:45→若杉スキー場13:00
スパハウスで温泉に浸かり14時帰路についた、リーダーさん熱い飲み物ご馳走様でした。天気も良くゆっくり秋の一日を楽しむ事が出来ました。
記録 網岡国枝

<藤無山山行の感想>
宇田川  登山口の若杉高原大屋スキー場に着くと、吸い込まれそうな青空が広がっています。それぞれこもごも腹ごしらえをしたり小用を足したりの後、薄着で出発。

<天高しミニあんぱんにかぶりつく>

 最初はスキー場の草原の中を登ります。傾斜がきつく歩き始めよりふくらはぎには気の毒ながら頑張ってもらいます。スキー場上部より新しい林道を終点まで200m程歩いたところで登山道に導かれます。
 この後は一本道、間違うところは何処にもなく主稜線へ向かって斜面をトラバース気味に登っていき、主稜線に乗ったところで小休止。この辺り南側は概ね植林の桧、北側は雑木の自然林です。前日の修験業山と同じで、雑木は葉をすでに落としており裸木状態のが多く、紅葉・黄葉はここも期待外れ。植林の桧が登山道に何本か倒れています。しかし川野さんが鉈で枝を切り払ってくれるので、それより後尾の者はけっこう楽に通過できるのでありがたいことでした。
 熊が出てきても川野さんにまかせればいいでしょう。そのうちあっ気なく山頂到着。広い山頂は枯木立となった雑木を空かして西側以外は展望良好。しかし山座同定には適切な広域図がなく、北側の氷ノ山が確実に分かる程度で少し残念。
 CL佐竹さんが湯を沸かしてその上ココア、コーヒーといったものまで持ってきてくれていて皆それぞれ好きなものを頂きました。お決まりの記念撮影をして下山。同じルートでスキー場へ。私の地形図はスキー場さえ記されていない(古いも)ので、私は登路で地形図のどこを歩くのかルートを確認しようとしていたのですがもう一つ分からぬままに山頂に着いたので、帰路は再度地形図を睨みながら下山、さすがに下りは付近の状況が良く見えるのでルートを地形図上に確認できてほっとしました。
 帰路は林道のところで林道に下りずに、林道建設の際に削られて細くなった尾根の上をスキー場の上まで辿ります。林道の反対側の谷は紅葉に埋め尽くされています。

<やせ尾根の足の下より谷紅葉>

スキー場に付随してある若杉高原温泉に入って帰京。往復休憩を入れても4時間弱のらくらく登山でした。
 
奥西  以前一人で山を歩いていたとき、兵庫県のこのあたりの山はあまり行く機会がなかった。登ったのは氷ノ山ぐらいであった。それで、会の山行にはなるべく参加したいと思っている。今年は、段ヶ峰、七種山と今回の藤無山と3つの山に登ることができた。

 11月3日、文化の日。降水確率50%だったのに天気良し。約3時間で大屋スキー場に到着。コースは、急なスキー場を直登し、新しくできた林道を最後まで進む。 数メートルの笹をこいで登ると道に出る。この部分の登山道が、新しい林道のために壊されたようである。目の前に尾根がある。道は目の前の尾根を登るのではなく、左手に見えるコルに向かってついている。杉の植林帯の中の山腹をゆっくり登っていく。枝打ちがされていて、杉の枝を踏んでふかふかの所を歩く。やがて尾根のコルに出る。ここから尾根を登っていくと藤無山に着く。尾根を挟んで左側は植林帯、右側は自然林帯になっている。
 何回も来た台風のためか太い杉が何本も倒れていて道をふさいでいた。尾根からの眺めは良く、360度の展望がある。氷ノ山が見えるし、多分段ヶ峰も見えるはずであるが、わからなかった。急登をひと登りすると藤無山の頂上に着く。だだっ広い頂上で、眺めも結構あり、ゆっくり休める。登り2時間弱の行程である。
 たまには、こんなのんびりした山行も良いと思った。帰りは同じ道を下り、スキー場横にある温泉に入った。この温泉は、こんな田舎の辺鄙なところに誰が来るだろうと思うところにある。あまり大きな湯船ではなかったが、人が少なくゆっくり入れた。 JAF割引があり500円であった。帰りは道の駅により、柿と買い込み帰路についた。途中込むこともなく、早い時間に帰れて良かった。



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