山行日 | 2008年11月15日(土)〜16日(日) |
参加者 | CL奥西、安田、(田辺)中島、西上、染谷 計5名 |
11月15日(土)〜16日(日)に恒例の「北部交流会」が行われた。今年は「与謝山の会」の主管で、午後6時から、府北部の「加悦青少年山の家」で交流会が行われた。「山の家」は大江山の中腹にあり、眺めがよい。16日は大江山へのハイクが行われた。 らくなん山の会からの参加は5名の予定であったが、網岡国さんが風邪をひかれ参加できなくなった。そんな関係で、安田さんと奧西の2名の参加になった。 |
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【弥仙山山行】 | |
15日(土)は、北部交流会が午後6時から開催とのことで、せっかくだから近くの山に登って参加しようということになった。 田辺山友会の中島、染矢、西上の3人の方々も同行ということで、みなさんが登っていない弥仙山に行くことにした。 午前6時に奥西宅を出発。みなさんをピックアップして、一路弥仙山の麓の駐車場へ。途中道の駅で休憩。 途中の道路沿いの自然林の山腹は、紅葉真っ盛りである。 R27で綾部市に入り、JR梅迫駅を過ぎると、右手奥の方に三角形の秀麗な山容が見えてくる。弥仙山である。上杉の交差点で右折し、駐車場へ向かう。9時前には到着。 準備をして出発。左側の林道を行く。すぐに神社がある。水の神を祀る「水分」神社である。登山道は右手の植林帯の中を登っていく。この時期は花もなくなっているので、ひたすら登るだけである。ゆっくりしたペースで登る。やがて、がっちりと組まれた急な石段が出てくる。そこを登り切ると於成(おなり)神社である。簡素な作りだが、なかなか立派な神社である。銀杏の黄葉がきれいだ。 大きな岩を見たりしながらなおも登っていくと自然林になる。紅葉真っ盛りで、天気も良いので気持ちよく歩ける。山頂を巻くように登っていくと、下山路である日置谷の分岐に着く。ここから少し登ると、小振りだが透かし彫りの彫刻も施されている「金峯(きんぽう)神社」の社殿がある弥仙山の山頂(664m)に着く。約1時間30分の行程であった。 眼下には村落や自動車道、明日登る大江山連峰などが眺められる。 ゆっくり休憩して、分岐に戻り日置谷方面に下る。最初は急降下だが、やがてなだらかな道になる。道は自然林の中を歩くので、秋を満喫、この上なく気持ちがよい歩きだ。 この道は「改心の道」と名付けられ、君尾山まで通じているという。標識はないので、地図でピークやアップダウンを確かめながら歩く。途中、駐車場への分岐の下りがあるはずであるが、分からなかった。振り返ると、樹間から弥仙山の山頂が望まれる。途中三角点のある576・2mのピークを確かめ、なおも下るとやっと標識が出てくる。右手に下っていくと、やがて林道に出て、たらたらと歩いていくと駐車場に戻る。 |
「金峯神社」 弥仙山山頂664m 周りには大杉もある。 右手に絵馬もかけられている。願掛けも大変、きっと御利益も! |
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この後、綾部温泉「仁王の湯」(600円)に向かう。途中大きな銀杏の木があり、近寄ると、銀杏が落ちていたので、銀杏拾いをする。温泉に入ったあと、時間もあるので、温泉の裏山を登ったところにある光明寺を見学する。車で急な車道を上る。広い駐車場がある。入口の仁王門は国宝である。 |
「光明寺の仁王門」 なかなか立派な門だ。 周りの木々は色づき、秋色の寺を満喫。 ここから、本堂までは、急登を歩く。ゆっくり歩いて20分ほど。 眺めも良い。 君尾山へはここからも登れる。 |
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【交流会】 5時半頃山の家に到着。参加費は6200円。夕食は山の家の定食である。全部で48名の参加があり、旧知の人たちとの交流や各会の紹介も行われた。 明日大江山に登るので11時頃に就寝。 天気が悪くなり雨の音も聞こえてきた。 |
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【大江山縦走】 16日は6時に起床して、朝食をいただき、8時に車に分乗して、上のキャンプ場に向け出発。けっこう車で上る。 我々は、安田さんが登らないということで、車を反対側の鬼嶽稲荷神社へ回してもらう。そうすると、戻らなくても良い。 雨がぽつりぽつりしているのでカッパを着たが、間もなくやんだ。 稜線に出るが、ガスで周りの景色は見えない。 さすが稜線は、もう紅葉はほとんど終わっている。 鍋塚、鳩ヶ峰と通過して行くにつれて天気も回復してきた。千丈ヶ嶽についたときには、すっかりガスが晴れ、眼下の街並みや周りの山々が見渡せた。まだ曇っていたので、水墨画の様な風景で、なかなか趣のある景色だった。大江山が初めてという染矢さんは感激していた。 ここで皆さんとは別れ、我々は鬼嶽稲荷神社に向けて下った。 安田さんと合流し、福知山温泉に入って帰路に着いた。 会からは2名とちょっと寂しい取り組みになったが、紅葉を満喫できたり、初めての場所に行ったり、そして、何よりもいろんな人と交流ができて、幸せな気分で心を満たせた2日間であった。 |
「大江山(千丈ヶ嶽) 山頂832・5m」 鍋塚は763m 鳩ヶ峰は746m |
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白山で、山行中に病気で亡くなるという事故の悲しみをのりこえて、北部交流会を主管していただいた与謝山の会のみなさんに感謝します。 又、教職員互助組合の囲碁大会の折りにお見受けしていた茂籠さんと囲碁の対局ができたのは望外の喜びであった。 数年後には、我々が担当になります。みなさんどうしたらよいか考えておいてください。 |