甲武信ヶ岳山行報告 |
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甲武信岳山頂 |
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山行日 | 2003年10月17日(金)〜19日(日) |
参加者 | CL吉野 奥西 松山 川野 松井 中塚 永井 前田(記録) |
コース | |
17日(金) | 近鉄大久保駅集合19:30 出発19:45−甲府南IC−道の駅みとみ1:45テントにて仮眠2:15 |
大久保駅を15分遅れで出発。途中小牧付近で事故渋滞に巻き込まれるが無事ほぼ予定通りの到着。早速テントを張り明日に備え就寝。 |
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18日(土) | 起床7:00−出発7:30−徳ちゃん新道入口8:05−広瀬出合10:10−木賊山山頂12:25−甲武信小屋12:45/13:25−甲武信ヶ岳山頂13:40/13:55−甲武信小屋14:05−夕食18:00−各自就寝 |
翌朝、予定より1時間早く出発、天気も良く、気温も程良く、紅葉も真っ盛り。まさにベストコンディション!。鶏冠尾根を左手に見ながら徳ちゃん新道から戸渡尾根へ。 従来からの近丸新道より徳ちゃん新道の方がメインになりつつあるようだ。キツーい急登と聞いていたので覚悟していたが、道も十分整備されていたのでさほどの疲労は感じられなかった。あちこちでシャクナゲのトンネルを通り咲いていないのが残念!。 木賊山へ、木賊山付近で一瞬アラレが降る。ここまで登ってくるともう冬を感じずにいられない。木賊山、小屋経由で山頂へ。あれほど晴れていたのに、残念ながらこの日は徐々に曇り始め、山頂から富士山は望めず明日に期待しつつ小屋へ戻る。関東方面からか、テントの若者が多い。 最近快適な山小屋が増えて来ている中、昔ながらの山小屋・・という印象の甲武信小屋。2階は一面布団、2人に1枚、人が通れば床が抜けるかと思うほどたわむ。が、心配とはうらはらに今日も爆睡。 夕食後には食堂にてビデオ鑑賞会も行われたようだ。 |
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19日(日) | 起床4:30−出発5:05−笹平避難小屋6:25−西破風山7:05/7:15−東破風山7:40−雁坂嶺8:35/8:50−雁坂峠9:22/9:35−車道に出る11:10−道の駅みとみ12:15−帰路につく12:40−笛吹川温泉−甲府昭和IC−近鉄大久保駅21:20 |
二日目期待通り満天の星空、寒さに震えながら出発。明るくなるにつれ富士山がよく見える!途中、賽の河原あたりで日の出を迎え、目の前には朝日を受ける富士山が!まるで絵葉書のよう。その後もずっと富士山を横目に多少上り下りを繰り返す。 右は山梨、左は埼玉、ずっと県境で、随所に両方の県の標識が競うように立っている。雁坂峠へ。ここも見晴らしが素晴らしく、浜松から来たというとても元気のいい(?)おじさまに写真を撮っていただきました。ここからは富士を真っ正面に見ながら紅葉に中を下山するのみ。 真っ青な空をバックに見る紅葉に綺麗な事!今回の行程、当初は逆コースも考えられていたようだが、最終的にこれが正解だったように思う。だってあの景色を背にして登るのはもったなすぎる!。全体的にブナやカエデの紅葉が美しく、展望の良いところがほとんどで、道も良く、歩いた時間のわりには疲れを感じさせないよい山でした。温泉にも入り(露天風呂は風邪をひくんじゃないかと思うほどぬる〜い珍しい?温泉でした)名物ほうとうも食べ帰路につきました。 帰りの中央道、諏訪まではぐる〜と八ヶ岳の裾野を回り込んでおり、見る方角によって全く表情の違う八ヶ岳は、私にとってまたとないおまけでした。余談ですが数日後朝のワイドショーで紅葉の千曲川と笛吹川の源流を溯るという特集をやっていました。あの見覚えのある山頂であの日不在だった山小屋の主、徳ちゃんこと山中徳治さんが取材を受けておられました。(だだしガスの中でした・・あ〜あの日は晴れていてほんとに良かった〜) |