岩登り(金毘羅)の報告

山行日 9月11日(土)午前8時30分 江文神社駐車場集合。
参加者 CL花折、網岡修、網岡国、石川、中野、奥西、山城山の会の東の7人。

 7月、8月と2回中止になったので、久しぶりの「岩」である。雨を心配していたが、曇気味の天気でちょうど良かった。まず、ホワイトチムニーに行った。駐車場には車がたくさん駐車していたので、先客があるか心配したが、誰もいなかった。岩と関係のない人の駐車のようであった。まず、チムニールートを中野がリード。リードで登るのは問題ないが、後はトップロープを設置する。その設置を初めて一人でするので、とても心配そうであった。そら!間違うと大変なことになる。花折さんに何度も聞いて登っていった。しかし、いざ設置するとなると頭の中が真っ白になったようである。とにかく設置でき、後は順番に登っていった。東は初めてということであるが、毎週の「やまびこ」でクライミングをやっているので、身のこなしもよくのぼった。石川は初めてであったが、のぼりたいという意欲的な気持ちがあり、テンションなしで上までのぼった。網岡夫妻は、ここが2回目なので問題なし。その間に、奥西は右隣の「レイバック」をリードし、トップロープを設置する。網岡夫妻、中野、石川、東が挑戦するが、テンションがかかる。しかし、何度目かの挑戦で、レイバックで大きく足を上げるこつをつかんだのか、東、中野が乗り越えた。その間に、花折、奥西がレイバックの右のルートをトップロープでのぼる。また、チムニーの左側の「皿割り」ルートにも挑戦。花折と奥西は何度も経験しているのでのぼったが、後の人はむずかしかった。小さいホールドを拾っていかなければならないので、ここはまだちょっと無理! また、奥西が一番右のルートに挑戦する。以前トップロープで、何回かの挑戦でのぼったことがあるが、今回は、のぼる糸口さえ見いだせなかった。次回の挑戦としよう。この後、ピラミッドに移ったが、先客がいる。待っていたが、いっこうに空かないので「ゲートロック」いく。

この岩はいやらしい。いつも濡れている。そのため、滑るんではないかという「恐怖心」がいつもある。奥西が「ハング」の左側のルートをリードする。左手のホールドがつかみにくい。久しぶりなので、忘れてしまっている。何とかのぼり、トップロープを設置する。東、中野、網岡夫妻、石川が挑戦するが、初めの出だしの数手が難しく、なかなかのぼれなかった。みんな、左手をつかむのが見つけられなかった。あきらめ、「ハング」の右の角のルートの隣のルートに挑戦する。花折さんによれば、優しいルートであるということであるが、みんな苦戦する。こけが生えていて、しめっていて滑りやすい。見た感じでは、ホールドがしっかりしてつかめやすそうであるが、実際は、みんなが苦戦しているのを見ると、そうでもなさそうである。何回かの挑戦で、東がのぼった。奥西ものぼってみたが、見た感じよりもホールドがつかみにくく、ちょっとむずかしいかなというルートである。「ハング」に花折と奥西が挑戦。2人とも、ぐっと足を上げるところでテンション。何回か挑戦しているうちに、ムーブがわかる。片手で足を上げていたが、両手を使ってあげると、簡単にできた。思い出したので、次はリードもできるかな? 今日は久しぶりにしっぽりと4時頃までやった。

 一般ルート(例えば、今回の前穂―槍の縦走)でも、岩稜歩きは出てくる。日頃から岩で訓練しておくと、つかめるホールドが増えたり、身のこなしがスムーズに行えるようになったりして、より安全度が増す。経験していない人、一度経験してみては!!
奥西一博



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