伯母子岳と高野三山 山行記録

山行日 2003年5月3日(土)〜4日(日)
参加者 CL谷澤 SL松山 松山茂 佐竹 岡田 田中 松井(記録) 計7名
コース
 一日目 大久保6:00−護摩壇山駐車場9:30−出発9:43−頂上9:52−駐車場10:15 (車で移動) 駐車場出発11:05−休憩11:40〜45−桧峠12:42休憩−伯母子岳頂上13:35(昼食)―下山開始14:30―休憩15:25(山の水を飲む)―駐車場16:25・・・民宿坂本泊
二日目 民宿出発7:50−(山菜採り)−一の橋駐車場9:10−奥の院参道―転軸山登山口9:50−頂上10:04−奥の院裏10:20―三本杉10:40−楊柳山登山口10:50−頂上11:18(昼食)−下山開始11:43−摩尼山頂上12:16−登山口着12:43

<感 想>
 CLの安田さんが風邪のため、急遽CLは谷沢さんに運転は松山さんに替わり、松山さんのお友達の田中さんも参加で、計7名での楽しい「奥高野五山巡り山菜採り放題ツアー」となりました。

 車は山の奥深く上へ上へと上って行き、木々の美しさに皆感嘆の声をあげました。

 最初の護摩壇山はわずか10分で頂上でしたが、長時間の車の後での階段だったため、5つ登った山のうち一番しんどかったように思います。

 伯母子岳は大半が林道のようでしたが、もう今年は終わりと思っていた桜があちこちに咲いており、深い緑の中に透き通るような新芽の黄緑と薄ピンクの桜が本当に美しくいつまでも眺めていたい景色でした。頂上も360°の展望で申し分なし!少し日差しはきつかったけれど、ゆっくり昼食タイムを楽しめました。

 夜は野迫川温泉の民宿坂本さんに泊まり、鴨鍋と山菜料理を満喫しました。

 特に山菜の天ぷらは「おいしーッ!!」という悲鳴にも似た感激の声が聞こえたほど・・・イタドリのおいしい食べ方もおそわりました。

 二日目の高野三山は一般ルートとは逆の、転軸山―楊柳山―摩尼山の順に歩きました。森林公園からの転軸山への登り口がわかりにくかったこと、楊柳山までの道は白樺やかつらの木があって、まるで上高地で森林浴をしているようだったこと、そして登山道を歩き始めた頃に

 足元に日本さくら草が咲いていた事・・・などが深く印象に残っています。

 高野山に行ったのも私は初めてで、大きくて立派な杉と立派過ぎるお墓があまりにもたくさんあってびっくりしました。

 今回は二日間で合計5つの山を歩くことが出来ました。

一日目は約22000歩、二日目は約15000歩でした。

そして大人になってから初めてのわらび採りをし、たらの芽やこごみなどを山菜採り名人の松山さんから分けてもらって、家に帰ってすぐに天ぷらにしてみました。民宿で食べたのと同じようにおいしく出来てとっても嬉しかったです。


イタドリのおいしい食べかた

 約30cm程度の先の開いていないのをとる 

 熱湯につけて青い色が出た頃皮をむく

 二日間水にさらす 

 水をきってごま油などで炒めて味付けをする

皆さんぜひ一度ためしてみてください。


感激!満足!100%

春 奥高野 伯母子岳

2003年5月3日(土)・4日(日) 晴れ             松山春

 大久保からワゴン車で、一路南へ、竜神スカイラインへ入ると芽吹きが始まったばかりの山々がカーブを切る度に目に飛び込んでくる。

山桜が緑の中にフワーフワーとやさしい運転手さんに申し訳ないが、あまりの景色にみんなおおさわぎ!

 護摩壇山は駐車場から10分程の階段登り、とても辛かった。こんなので大丈夫かな“不安がよぎる、新緑に感激しながら野迫川温泉へ、山の中の小さな村を通り過ぎ大股へ車を止め、熊野古道小辺路街道の標識に従い樹林帯の急な坂を登る。つづらに登って行く足元には春の花がチラホラ、ワラビ・ゼンマイも、空を見上げると柔らかい緑、芽吹きの遅いブナ林最高!、素晴らしい原生林の中、山頂へ。360度のパノラマ、大峰の釈迦岳、遠く台高山系と山、山、山、深田久弥の百名山テーマソングが聞こえて来るようでした。

 のんびり1時間、山を眺め、風をいっぱい感じて下山、大股4時頃、川原樋川の水面が陽に照らされ輝いていた登り出した時とはすっかり雰囲気が変わり、懐かしい美しさにみんなうっとりしていたように思う。

 野迫川温泉入浴、民宿坂本、ここはイグハグなおっちゃんとおばちゃんが私達をもてなしてくれた。山菜料理一杯、出発がチョット辛かった。

 ワラビご飯の大きなおにぎりを作ってもらい、新緑の山の中を帰路、高野三山へとっても暑かったけど楽しく歩けた。山道に珍しく日本桜草が咲いていて嬉しかった。 2日間とも晴天に恵まれ奥高野の魅力にふれたように思う。 

満足100%



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