六甲山 宝塚から最高峰

山行日 2003年6月22日(日)
参加者 CL松井、 他9名
タイム 阪急宝塚8:50〜塩尾寺9:25〜大谷乗越10:00〜船坂峠11:10〜12:00昼食12:30〜石宝殿13:15〜六甲最高峰14:00〜蛇谷北山15:25〜登山口バス停=阪急芦屋駅

 阪急烏丸出、6人合流、途中2人、宝塚で1人で9人の山行となった。今まで車が多かったので、少しずつ増えていくメンバーがおもしろい。
 重たい雲だったが、予報では曇り後晴れ時々小雨(何でもあり状態)だった。住宅街を歩くが、坂はきつい。のっけからの急登に弱い私にとって目の前に出てきた塩尾寺休憩所は救いの神。ほっと休んでいるとゆっくりゆっくり杖をついて、かなりの年のおばあさんが登ってこられる。しかも休憩無し、腰を曲げながら、自分の速度で1人登って行かれた。後ろ姿を見送りながら考えることあり。
 曇りのせいで展望は良くない。ところがここで小雨がぱらつき始めた、体調を心配しながら参加していた1人が大事をとって下山、(駅に着いたら電話することになる)塩尾寺(えんぺいじ)からは、うって変わって緑鮮やかな木々の中へ、今までの住宅街のアスファルトから山道へ、この急変が六甲の魅力なのだろう。塩尾寺から六甲最高峰へ向かう道は、登りがあるかと思うとなだらかな道が続き、疲れが直ぐ取れ、歩きやすい道だった。
 大谷乗越や船坂峠などで出会う人達が、散歩スタイルの人、ジョギングの人、そして一番多いのが初老のグループ、なるほどと納得させられた。こちらもMさんとYさんの軽妙なトークで笑いながら歩き続ける。小雨が降ったりやんだりと傘が手放せなかった。
 昼食ではCLが初めてバーナーでコーヒーを沸かし、みんなでごちそうになる、その時可愛い鍋つかみも持参でほほえましい。Mさんにはワラビの佃煮をご馳走になる。途中ドライブコースのアスファルトを何度か横切る。神戸の町が近いことがわかった。ふと、急な道がだめになったら上まで来てなだらかな道を歩けばいいかと、楽な方法を考えてしまった。
 5人だけが最高峰の三角点を触った。山頂の広さにびっくりした。さて、東お多福山へ向かうために下山開始、七曲がりのコースをとったが、なんとこれが急な下り、行けども行けども急な下り、この後に待っているのは、またしても急な登りかと心配しながら降りていく。
 降りきって沢に出たところでハプニングは始まった。ボーイスカウトのグループが立ち往生してるでないか、小学6年生の子が「頭が痛い」と横になってはいるが、まるで転がっている状態で、きちんとした休み方ではなかった。心配なので様子を見ることになり、最終は救援活動となった。
 色々あって救急車を呼んだのだが、地形的なことだったのでろう、ヘリコプターが来てくれ無事に男の子は救助された。この話は延々と反省会で語り合った。
 最後に、初めて「庭」のように登りたい山に出会った。   



山行報告に戻る

TOPに戻る











inserted by FC2 system