岩登り 小豆島(吉田の岩場)

山行日 2007年 11月 23日(金)〜 25日(日)
参加者 網岡国(CL)、奧西(SL)、網岡修(写真・運転)、佐竹真、福島(記録)
らくなん山の会以外 山本(自然生)、足田(下京山岳会)、大島(明峯)
<行程等>
23日(金)
18:00 近鉄大久保集合
21:10 姫路港発「おりいぶ丸」乗船
22:50 福田港着  車で10分足らずの小豆島オートキャンプ場にてテント泊
 
24日(土)
 7:00 起床 朝食(オープンサンドとコーンスープ美味しい!)
 8:20 テント場を出る
 8:35 岩場着 準備 16時過ぎまで!岩と戯れ岩と闘う。
16:30 テント場着 入浴 夕食(とっても美味しいおでん!)入浴
21:00 就寝
 
25日(日)
 6:45 起床 朝食(あったか〜いおじや 美味しい!あったまる!)
 8:00 岩場着 準備 15時他グループの事故救助まで岩。
16:30 テント撤収 女性入浴 テント場を出る 夕食
19:20 福田港発「おりいぶ丸」乗船
21:00 姫路港着
23:10 宇治着

<感想> 
【網岡 国】 今年が2回目の小豆島でのクライミング。らくなん以外にもいろいろな会の人達の参加があり、嬉しかったです。福島さん初めてのクライミングどうでしたか?楽しんでもらえましたでしょうか?                        
【佐竹 真】 楽しかったー。岩登りますます好きになった反面怖さも感じ、考えることも多かったです。超初心者で、テント泊も初めてで世話されっぱなしだったので、少しずつ覚えて足手まとい度を下げるよう頑張ります。みなさん、いろいろありがとうございました。 
【山本(自然生)】 3拍子そろった楽しい3日間でした。クライミングはもちろんお食事、テント場、お仲間に入れてもらって楽しい毎日でした。           
【大島(明峯)】 非常に楽しかったです。これからもまた誘ってください。  

【足田(下京山岳会)】  小豆島の吉田参加させてもらい楽しくリードさせていただきました。高度があり少しビビリ気味でしたが思ったより登れました。(皆様のおかげです)ありがとうございました。                           
 
【福島】 「おりいぶ丸」に乗船してすぐ始まった宴会。お酒を飲まれない網岡さんがいてくださるので皆心強い。ここで奧西さんが言いにくそうに「こんなこと聞いたらなんやけど・・・・福島さん、今回何で言うたら・・・あれやけど・・・・参加・・したん?」もう、よく言うよ!「奧西さんが『大丈夫大丈夫、登れる登れる、初心者コースもいろいろあるし、行こ行こ!』って言うてくれはったし信じてついて来たんで〜す。」ここまでの車中での会話や姫路港で合流した他労山のクライマー達の会話、ネットから取り出して見せて下さった吉田の岩場でのクライミング中の写真の数々。場違いなところに来てしまったと後悔している私になんと言うことを。でも、アルプスでハイジになりたいという不純な動機でこの会に入った私は奧西さんが言われる通り実は岩登りが主たる目当てではなくて 
@晩秋の小豆島にただ行きたかった。
Aのんびり動き回らないで山の中(岩の上)でぼ〜っと秋の陽を浴びていたかった。そこから瀬戸内海が見えたら最高。
B一日はレンタサイクルで小豆島を一周したかった。なのです。奧西さんって鋭い?お見通し? 合流した六人のうち三人は観光組と聞いてさらに心は揺れたのですが、せっかくこのメンバーと来てそれはもったいないやろと岩に向かうことにしました。しかし、しかしです。真樹ちゃんが超初心者なら私は超超初心者。やまびこに一回行っただけで岩などただの一度も登ったことがない度素人なのです。奧西さんならずとも「何で福島さんがここにいるんやろ?」とミステリーだったに違いありません。本人が一番そう思っているのですから。小泉さんに一揃い貸してもらった装備。ハーネスを苦労してつければ「ううん?反対や」と直してもらい、ロープの8の字結びでパニックになる。でもみなさん、本当に優しく丁寧に丁寧に教えて下さいました。ありがたいことです。
さてさて「岩」の感想ですが、私にはつるつるにしか見えない岩を忍者か蜘蛛男のようにピタッピタッと吸い付いて登って行かれる。私には垂直に見えるような岩を歩いている!!あっ飛ばはった!!何であんなに手が伸びるんやろ?何であんなに足が上がるんやろ?何で止まっていられるんやろ?不思議が一杯。見ていて飽きないおもしろさでした。私はまあひどいもんで、登りゃあいいんやろとばかり何も考えず岩にしがみついて登っていく、登れない所に来たら「引っ張り上げてくださ〜い」と下に向かって叫ぶ。
掴まえられる物は何だって掴む。目の前のロープであれ。「ロープは持ったらあかん!」と下から叫ばれても「持たな上がれませ〜ん」と叫び返す。ロープ設置の為のカラビナにも手を出す。「これ持ってもいいですか〜?」「あかん」「持ちま〜す!」足が届かなかったら膝でよじ登る。そんなこんなで半分位は(半分以上?)引っ張り上げてもらいながらもてっぺんをタッチして「テンション!」と叫ぶ。う〜んいい気持ち。おだやかな瀬戸内海がキラキラ。ピタリと岩に張り付いてみると無機質に見えた岩盤がまあ何と表情豊かで登れそうで登らせてくれない。とっても無理!と思っていたのに足場や手がかりをぽっと見せてくれる。冷たくて堅い物質ではなく私たち人間に戯れの場を提供してくれている心広き大自然でした。
岩の楽しさもさることながら国江さんのおいしい手料理の数々、気配り、準備の大変さを思うとありがたいなあと感謝感謝です。本当にありがとうございました。皆さんにとっても親切にしていただきこんな楽しい体験をさせてもらってらくなんに入ってよかったと喜んでいます。ありがとうございました。私の今年のビッグトピックス、58歳の貴重な岩デビューでした。
 
 奧西さん、網岡修さんの感想並びに本格的な詳しい記録は別に書かれると思います。専門用語がまるでちんぷんかんぷんの福島が記録なんて・・・こんなところでお許しを。


山行報告に戻る

TOPに戻る






inserted by FC2 system