丹沢山系 山行記録 |
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富士山をバックに |
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日 時 | 2006年3月17日(金)夜 〜 19日(日) |
参加者 | 奥西(CL) 永井、岩里(SL) 吉野 川野 網岡修 網岡国 若林 小川 東(山城山の会) 福島(記録) |
コース | 18日 表丹沢県民の森駐車場〜小草平〜塔ノ岳〜丹沢山〜蛭ヶ岳〜(山荘泊) 19日 蛭ヶ岳〜丹沢山〜塔ノ岳〜大丸〜鍋割山〜後沢乗越〜二俣〜駐車場 |
行 程 | |
17日 | |
20:30 | 宇治発 |
18日 | |
1:30 | 足柄サービスエリア着(仮眠) |
6:00 | 起床 |
6:50 | 出発 富士山が間近で美しい姿を見せてくれる。楽しい山行予感。ガソリンスタンド横が絶景ポイント「登りたい!!」(永井さん)山肌までくっきり見えて雪山なんてとんでもない私も「登りたい!!」朝食時のビッグニュース。若林さんの朝食メニューはなんと、助六ずし一人前+大きなバナナ一本+大きな大福一個+コロッケ二個・・・!!元気の秘密はここにあり。四時間足らずの仮眠後とはとても思えない。 |
7:40 | 表丹沢県民の森駐車場到着。ここで親切に車の誘導をして下さる方がおられる。何と吉野さんが東京で労山に入っておられた時のお友達四人。会いに来て下さったのだ。ウン十年ぶりとか。山の友情の美しさ!詳しくは、吉野さん迄。 |
8:10 | 名残尽きない吉野さんには申し訳なかったが、すでに春の陽は高く 出発。 |
8:40 | 二俣 入り口でちょっと迷って8:50に正しいルートに取り付く。 |
9:15 | 10分休憩 気持ちの良い樹林帯。「滝の音がせえへんか?」と奥西さん。耳を澄ませば聞こえる。詳しい地図には滝マークあり。ここで、吉野さん早くも半袖Tシャツ1枚に。 |
10:08 | 小草平着 10分休憩 (小屋、トイレあり) 西に富士山の山頂が見える。ああ・・・かくれた。南東には相模湾。あの島は江ノ島? どちらも春霞の中。 |
11:05 | 花立山荘(1350M)着 15分休憩 ここに至る大倉尾根は、東京の人にひどい別名で呼ばれているそうで、階段状の尾根が延々と続き少々辛いものがあった。この先もずーっと続いている。でも、見晴らしはとてもよくて、丹沢の優しい山々の向こうに箱根湯元から、伊豆半島、房総半島まで見える。(尤もこれは一緒に登っておられたよそのおじさんの説明に「へ〜え、そうなんだ」と思っただけ。)良いお天気で吹く風が心地よい。15分があっという間。 |
11:55 | 塔ノ岳(1491M)着 小休止 |
13:13 | 丹沢山(1567.1M)着 20分休憩 富士山が少しずつ形を変えてその美しい姿を見せてくれる。かかる雲。春霞の中。まばゆい白さ。今朝ほどの圧巻はないがどこから見ても美しく、絵になる富士にうっとり。出発してすぐ、小屋の裏手に一頭の大きな鹿がじっとこちらを見ている。優しい目、ふさふさの大きなおしり。人慣れしている様子。飼い鹿?「山に入らせてね。」丹沢山を越えたあたりから、急に霜柱が残っていたり、北斜面のあちこちに雪が残っていたり。表丹沢と北丹沢の違いがはっきりわかる。気温も随分低くなっているのを感じる。(昔は、裏丹沢と言ったそうですが、名前が暗くてあまり印象がよくないので北面傾斜を北丹沢にしようと言うことで、12年前に命名されたそうです。蛭ヶ岳山荘にあった「不破哲三さんと北丹沢を語る」より。) |
14:30 | 棚沢ノ頭着 小休止 風が強く寒い。 |
15:15 | 蛭ヶ岳山荘着 頂上(1673M)で記念写真を撮っているとポツポツと雨。風もきつく急いで山荘へ。山荘前の温度計が丁度0度をさしていた。寒いはず。小屋の暖かさにほっとする。午前中の春から午後は真冬に逆戻り。丹沢の奥深さか。ここは、丹沢山系で最も高い所。去年の冬は2Mの雪の中という場所。小屋の管理人さんが楽しい方で奥西さんと意気投合。年齢当てクイズで福島は木彫りの仏様を頂く。(山行のお守りにします。)丹沢のビデオを見せて頂く。 |
19日(日) | |
6:00 | 起床 |
6:40 | 出発 霧?小雨?カッパ着用。今日は雨だろうと、いや昨夜の天気からの予想では冷たい雪交じりの雨を覚悟していただけに穏やかな朝がとても嬉しい。しばらく行くと東の空が明るくなって山々がくっきりと見えだした。雄大な山並みの濃淡が朝日を受けて何とも美しい。目で見ているのではなく、心で、脳で見ている。鬼ヶ岩ノ頭の鎖場も足取りは軽い。 |
7:35 | 不動ノ峰 小休止 富士山が今日初めて顔を出す。朝の富士はいい。「あの山頂の雪、生クリームこってりって感じでおいしそー」(永井さん)富士山がおいしそーなんていいなあ。富士山をパクリ!! 山を愛する人はおおらか。 |
8:15 | 丹沢山頂 15分休憩 富士山をバックに記念写真。ここでカッパを脱ぐ人あり。雨と思ってすっぴんで歩き出し春の陽にあわてて化粧する人あり。 |
9:48 | 塔ノ岳着 10分休憩 |
11:00 | 鍋割山(1272.5M)着 15分休憩 「鍋焼きうどん」の旗が誘惑。 |
12:00 | 後沢乗越着 小休止 |
13:00 | 表丹沢県民の森駐車場着 車に乗ろうとしたらポツリ。 |
13:15 | 出発 まもなく本降りになりなんと稲光。雷雨。春雷?日頃の行いのよさを讃え合う。よかったよかった。途中足柄サービスエリアでお風呂に入り食事をして一路京都へ。睡魔が襲う。運転手さんごめんなさい。 ZZZ・・・・ |
21:40 | 宇治着 お疲れさまでした。 |
<感想> |
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福島 : 丹沢山系というのは、行ってみたい山の一つでした。去年は二メートル近い雪だったとか。いつでも行ける山ではないようです。意を決して手を上げましたが、健脚メンバーにためらいも。でも、岩里さん、永井さんの上手な先導のおかげで楽に歩くことができ思い出に残る楽しい山行となりました。吉野さんに言わせれば休憩の多い「大甘山行」だったようで、そのおかげでもありました。去年は金時山や天城山からこの時期富士山を見ることが出来、今年はこうして丹沢から富士山が見られて本当に幸せです。長距離運転して下さった、奥西さん、網岡さん、吉野さん、岩里さん本当に有り難うございました。色々と暖かい心遣いをして下さった皆さん、有り難うございました。宝物がまた一つ増えました。 |